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【国会図書館を見学】本から学ぶアレコレが読書好きの胸に刺さりすぎた 2024年7月

こんにちは!
おかえりです。

おかえり旅行」は、明日行く満足度の高い旅行がコンセプト!関東発ふらっといける楽しい場所を紹介しています!

今回は、私の第二の生息地である国会図書館の施設見学に行って来ました!
国会図書館、慣れている方は読書好きにとってこれ以上の場所は無いですよね><
修士研究の時も大変お世話になり、ヘビーユーザーで知っているつもりでいました!

が、国会図書館の見学は格別!
職員さんのお話を聞き、網羅的に見学出来たことで、国会図書館の新たな側面を楽しんできました。

国会図書館の施設見学について、徹底解説していきます^^

予約方法(少し癖強)

STEP0 1か月前までに予約

最初の癖強いポイントです、1ヶ月前予約開始ではなく、1ヶ月前予約締切です><
予定の見えにくい私としてはなかなかハードル高い…

STEP1 電話で日程の確認

次の癖強いポイントです。
電話で日程を確認します。

STEP2 申請書を郵送またはFAXで送信

次の癖強(以下略)
電話で確認した日程に基づき、申請書を作成 郵送またはFAXで送信します。
今どきFAX…と思ってしまったのですが、調べたところスマホで無料送信できるFAXアプリがあります。

私はPOKE FAXというアプリを使用しました!
色々無料アプリありますが、特に大差はなさそうなので、こだわりが無ければPOKE FAXオススメです^^

STEP Final 先方から書類受領

国会図書館側から書類を受領して、予約完了です!
FAX送信してから1週間以内に書類を受領することが出来ました。

少し癖が強すぎると重ねてしまいましたが、見学をしていると国会図書館としての誠実さ・真摯な対応に感激しました。ちなみに、同じ国立の国際子ども図書館は電話/現地で当日申込のためハードル低めです。

予約の取りやすさ

予約は割と取りやすい

私が予約した時には、満席ということはありませんでした。
が、長期期間中は団体での利用が多いそうで、2024年7月現在8月中旬まで予約はほぼ埋まりつつあるそうです><

長期休暇等は避けるのがBetterかもしれません^ ^

待ちに待った見学へ

一般利用では使用しない入り口で待合せ

先方から送付されてきた書類に待合せ場所の記載が時間に併せて向かいます!

B5サイズ以上のものは持込不可

国会図書館利用時同様、見学時もB5サイズ以上のものは持込不可!
現地にあるロッカーに預けます。

本館・新館 施設内をぐるり

国会図書館には、8個の専門資料室があります。
基本的に閉架で書架からリクエストし書籍を出してもらう国会図書館。
ですが、資料室では、開架で辞書・辞典や関連雑誌などが閲覧できます。

余談ですが、見学後に8個全部の資料室を周ってみました。
印象的だったのが「新聞資料室」
日経新聞や電気新聞、the times等があるのは分かるのですが、いちご新聞まで収集されています!

補足)いちご新聞は、サンリオの月刊機関紙です。
1975年から所蔵されているのでファンの方はぜひ!

一般が入れない閉架書架に潜入

国会図書館って閉架で書籍・雑誌の取り寄せに20-30分かかってしまいますよね。
あの謎が分かりました!
閉架書架ほぼ人力です。(本館は100%、新館はピックアップ後運ぶベルトコンベアー有)

近年、公共図書館で自動書架というのがあり、オーダーすれば該当のコンテナが自動で運ばれてきます。
その一方で、国会図書館は人の手で1冊、1冊ピックアップ。
そして、返却された資料を1冊、1冊収納しています。

今まで気軽にリクエストしてしまってましたが1冊の重みを体感!

国会図書館の疑問 色々聞いてみた

(各理由は様々で、職員さんによる認識の差や私の受取方もあるため、一例としてトリビア程度にご紹介です。)

開架の方がいいのでは?ほぼほぼ閉架の理由

一般の公共図書館は開架という形で、書棚が並んでいるため、偶然的に本を手に取ることができます。
一方で、国会図書館はほぼ閉架のため、「自分がこれを読みたい」と思わないと資料を手に取ることが難しいです。

個人としては開架である方が図書館としての有益性が高く、利用しやすいのではと考えていました。

一方で、国会図書館が閉架なのには様々理由がありますが、そのひとつに、「100年後の未来の方が利用できるように」するというのがあります。
閉架の管理が安定している書庫で管理する方が、保管の観点からも安定していますよね。

本館450万冊、新館750万冊が所蔵されており、一般の人が開架で探す方が難しそうという視点もあり。

マンガや雑誌も全て収蔵しているのは何故?

国会図書館では、日本で出版された本を所蔵しています。
その対象は、マンガや雑誌、フリーペーパー等幅広い。
国会図書館としては資料の意味付けはしていませんが、所蔵することで利用者がその時代に合った使用仕方をする。

例えば、アルバイト情報誌では、その時代の募集形態や働き方、時給、等が色濃く反映されますよね。
また、マンガなどでもその時代の雑誌に使用されていたインクが今後の研究で必要になるかも。

一方で、雑誌は長期保管を目的としていないので、特に厚めの漫画雑誌は利用に伴い背表紙からダメになることも><
破損した背表紙はページが抜け落ちてしまうため、製本・修復で厚紙で覆わます。
結果、表紙部分は見えるのですが、背表紙は殺すことになります。

皆さん、書籍(特に雑誌)は未来の方のために丁重に扱いましょ><!

その他にも……

「コピーのリクエストが手間><代金が高いのは何故?」や「書籍が発行されてから国会図書館で利用できるまでタイムラグがあるのは何故?」など、色々根掘り葉掘り聞けて大満足でした!

まとめ

国会図書館の見学で唯一写真撮影可能な光の庭

今回国会図書館の見学について紹介しました。
予約方法は1か月前までに申込が必要で、若干癖が強いです。

一方で、説明してくださった職員さんから現代の私たちに有益な資料を広く提供するのはもちろん、後世にも残していくという使命を感じました。
本が売れない、読書離れが進むと言われている時代。
書籍のあり方や、今までヘビーユーザーであった国会図書館の新たな一面を垣間見ることが出来ました。

読書好き、研究好きの方にぜひオススメしたいです^^

ステキな旅の参考になれば幸いです。良い旅を♬

※情報は執筆時点の内容です。詳細は公式HPをご確認ください。