こんにちは!
おかえりです。
「おかえり旅行」は、明日行く満足度の高い旅行がコンセプト。関東発ふらっといける楽しい場所を紹介しています!
2024年10月に女ひとり旅で上海・台湾を訪問してきました。
旅の目的は「上海ディズニー」!
ただ、中国は独特の規制やビザがあり、なかなか旅の難易度高め…/(^v^)\
今回は、中国に渡航する際に必要なビザについてご紹介します。
※2024年11月22日速報 2024年11月30日から中国短期ビザ免除
東京新聞だと、2020年停止前は15日以内だった短期渡航ビザ免除が、2024年30日以内はビザ不要との記載。
産経新聞だと、15日以内までの短期渡航ビザが免除され、30日以内はビザ不要との記載。
NHKだと、ビザ免除期間が15日以内から30日以内に延長されたとの記載。
(報道機関によって異なる、また心底分かりにくい(/・ω・)/NHKと同様の報道をしているのが多数で、FNNなど)
一番、納得が行くのが東京新聞の報道。
4年近くずっと悩まされてきた中国ビザ!より中国への渡航がスムーズになること間違いなし!
目次 非表示
ビザの取得について
2024年11月現在、中国への渡航にはビザが必要です。
※2020年3月から適用。
※台湾・香港・マカオは第三国に含まれとして直接行く場合は不要。
通常中国ビザの取得は、インターネットで申請書作成して、中国大使館にパスポート・指定サイズの証明写真と一緒に提出、数週間後取りに行く…というスタイル。
過去、インド、ロシア、ブラジルでビザを取得したけど、かなりめんどくさい…><
一方で、中国を経由して第三国にいくトランジットビザという救済措置も!
けっこう制度が流動的なため、随時大使館の情報を見ておく必要はありますが、今回はトランジットビザで行ってきました^^
台湾に行きたい用事が出来たため、台湾を目的地としたトランジットビザで中国に入国。上海エリアのビザを取得しました。
トランジットビザについて
色々な方の発信の中で、ビザ免除や緩和ビザみたいな表現もあります…><
この記事の中では、JETROの表記に併せてトランジットビザと記載しています。
トランジットビザの取得方法
トランジットビザとは?
飛行機の乗り継ぎ(トランジット)の際に入国で取得するビザのことです。
そのため、中国のトランジットビザとは、目的地が中国ではなく第三国(台湾・香港・マカオ)という認識です。
どこの空港を使用したかにも寄りますが、2024年11月時点、中国で多くの空港にて144時間のトランジットビザを発行。つまり、最大6日間滞在できます。
トランジットビザ取得方法
あらかじめ第三国への航空券を取得の上、中国の空港でトランジットビザ用入国カード(临时入境外国人入境卡)を書くだけ。
入国審査が2段階になり、最初通常の入国審査を受けた際に、後ろでもう1回(上層部っぽい人の)入国審査を受けます。
私が訪問した2024年10月は深夜便だったのもありカウンターが空いていて、約30分で取得できました。
トランジットビザに必要なもの
・第三国(台湾・香港・マカオを含む)への航空券の証明書
・(期間に応じて)中国での滞在先情報
・中国空港のトランジットビザ用のフォーマットの記載(临时入境外国人入境卡)
・事前の基礎知識と強い心笑(←大事)
航空券の証明書、中国の滞在先(ホテル)情報は、あらかじめスマホでスクリーンショットをとっておき見せました。
航空券・ホテルの予約情報はスクショで一式用意しておくと安心です。
※ネットや日本のサイトが繋がらない可能性もあるため。
トランジットビザ用のフォーマット(临时入境外国人入境卡)は、現地空港の入国審査の列直前のサービスカウンターでもらいます。
確認しましたが、春秋航空機内での配布や通常設置しておらず…空港の職員さんから直接手渡しでもらうスタイル><
半券は捨てずに保管
トランジットビザのフォーマット下半分は提出後、パスポートと一緒に返却されます。
実際、出国の際の審査には使用・確認されませんでした…
が、念のため出国まで保管しておくのが安心です^^
トランジットビザはこんな感じ
小さいシールのようなものをパスポートに貼ってもらいます。
中国に入国してもどこでも行けるわけではなく、上海浦東空港で入国した場合、上海・江蘇省・浙江省が行ける範囲のエリアとなります。
余談|途中指紋認証機械について
入国審査に向かう途中で、指紋認証機械が並んでいるエリアがあります。
やれと言われるわけでもなく、実際機械がうまく作動せず、エラー続出。
やる場合は、指を強く押し付けることがポイント。
ソフトタッチでは反応・読込しません><
またやらなくても結局入国審査時に同様のチェックをするので、問題ありませんでした。
トランジットビザでのトラブル
トラブルというほどのトラブルではないですが…
多少不便に感じることがあったため、参考にご連絡です><
最初発行されたトランジットビザ誤り
2段階で入国審査をしますが、1段階目でチェックされたあとにトランジットビザのシールが貼られます。その内容に基づき2段階目のチェックという流れになります。
2段階目のチェックの際に、いきなりビザのシールをはがされる展開><
(ビザはく奪されたかと思ってビビる!)
再度1段階目のチェックをやり直すよう指示がありました。
トランジットビザにも何種類か種類があり、最初貼られていたのが期間が短いものだったようです。(おそらく24時間とか?)
2段階目のチェックで気づいてもらったので良かったですが、現地の入国審査官がビザに詳しいとは限りません…取得したトランジットビザは念のため期間や内容を自身でも確認しておくと…〇
工程を変えての帰国が困難…><
中国入国後、上海ディズニーでスマホが壊れてしまいました><
とくに中国でスマホがないのは不便で日本とも連絡手段がないので帰国を検討…と思ったのですが、トランジットビザの都合上第三国(台湾)を経由しないと帰国できない…!!
念のため、空港担当者の方に帰る方法について相談したところ、入国時に申告している便で帰った方がいいとの指示をもらいました。
トランジットビザの場合、日本→中国→第三国→日本と工程を組んでいる場合には、想定外の帰国は一苦労となりそうです。
※中国側では英語が得意でない方も多く…中国が良い悪いではなく、英語通じない想定で行くとストレスなく過ごせます^^
まとめ
中国のトランジットビザを使用すれば、第三国へのフライトの合間に144時間中国に滞在が可能です。一方で、取得にトラブルがないわけではなく、予定に沿わない帰国が出来ないなど課題もあります。
スケジュールと鑑みて、普通にビザを取得するか、トランジットビザにするかは判断するのが良いかと思います。
(もし私がまた中国に行く場合、同じ状況でもトランジットビザにします^^)
※情報は執筆時点の内容です。詳細は公式HP等でご確認ください。